「経営者」と「スマートウォッチ」と「近未来」

昨日、「睡眠計測アプリ」がマイブームということと、そのきっかけである、経営者の集まりで「スマートウォッチ」と「睡眠計測アプリ」が話題になったことを書きました。

経営者には、数字の変化、良い数字が増えたり、数字で比較したり、効率の度合いを測ったりするのが好きな人が多いです。また、健康に気を遣っている人も多いです。

そういう人たちにとって、スマートウォッチは、自分の健康に関する数字が分かり、自分で良い結果に変えられるので、楽しい道具だと思います。

スマートウォッチの所有率は、アイティメディアモバイル(ITmediaMobile)の記事によれば、18%(男性24.5%、女性11.6%)とまだ低いですが、徐々に増えると思います。

使うまでは、スマートホンだけでいいじゃないかと思うのですが、実際に使い出すと、便利だし面白いので、普通の時計に戻すのは難しくなります。

先ほどの記事によると、スマートウォッチで利用している機能は、「LINE・メール・電話の通知」(58.3%)、「歩数計」(46.1%)、「消費カロリー」(42.0%)、「心拍測定」(41.1%)、「睡眠計測」(36.9%)という順番になっています。
私は、スマートホンを出さなくてもSuicaを使えるのが重宝しています。

歩数、運動量に加えて、睡眠状態が分かるとなると、ずっとスマートウォッチを着けていることになり、これまで使っていた普通の腕時計をまったく使わなくなります。新たに買おうと言う気にもなりません。
そうなると、経営者の場合、高級腕時計を買わなくなるのではないかと思います。

さらに、スマートウォッチの機能が高まり、できることも増えると、やがて普通の腕時計は「アナログレコード」のように姿を消し、一部のマニア用になるのかもしれません。

近未来のスマートウォッチには、怒りを判別し、落ち着かせる「アンガーマネジメント機能」なども搭載されるかもしれません。
スマートウォッチには、スマートホンとは別の可能性が広がっていますし、その進化でライフスタイルも大きく変わりそうです。

次回は、もうひとつのマイブーム「習慣化アプリ」について書きます。