「面白いこと」とは何なのか?
この前から、ツナグバサンカクのTOPページの画像を変えています。
「自分はじめました。面白く生きるという選択肢」というキャッチコピーと、下記の文字が入った図を入れています。
面白い事を「探す」 面白い事を「カタチにする」 面白い事を「応援する」
これは、「ツナグバの軸」という項目で以前から入れているものですが、改めてTOPページに持ってきました。
ツナグバサンカクは、スペースを貸すだけでなく、むしろ面白いことをしたいという人たちを応援する場所なので、それを出しました。
「自分はじめました」というのは、他者の価値観、評価に一喜一憂せず、自分が本当に面白いと感じることをやって生きることにした的なニュアンスです。
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さて、「面白いこと」とは何なのか?
「面白い」の語源はいろいろあるのですが、気に入っているのは次の意味です。
朝日が昇り、真っ暗な闇の世界にだんだん光が射してきて、顔(面)が白くはっきり見えてくる。わからない状態からわかる状態になる=面白いです。
ガリレオ(ドラマ、映画)の湯川学の「じつに面白い」も、いっけん不可解なことが彼のロジックで解けそうだという手応えを感じたときのセリフだと思います。
新たな理解・発見による驚きは、子供の頃はたくさんあっても、大人になり生活が安定してくると少なくなりがちです。コンフォートゾーン(心地よい場所)で同じことの繰り返し、変化がない毎日になってくると面白くもなくなります。
もちろん「面白いこと」に重きをおかない人もいますし、それも価値観のひとつですが、私は「面白いこと」を重視しているので、変化は大事です。
「面白い」の逆が「たそがれ」という説もあります。日が沈み、あたりがだんだん暗くなり誰だかわからなくなる。「誰そ彼(彼は誰)」。ピークを過ぎて衰えていく状態です。
先日、「終わった人」という映画の試写会に行きました(6/9 全国ロードショー)。定年退職し何もやることがなくなった人の話です。会社の仕事だけしてきた人の場合、その時間がなくなると、本当に戸惑いそうですね。
まあ、いずれにせよ、私はずっと「面白いこと」をやって生きていきたいと思っています。