よりよい状態を目指して何かをやるのは価値が高いと感じた出来事1~アフリカでの農業フランチャイズ

日本でも難しいのにアフリカ?

前回、「いくつかの出来事があり、やはり人が『よりよい状態』を目指して、目標をもって、何かをやるのは、価値が高い」と感じたと書きました。

そう感じた出来事は3つあり、今回は、その時系列で一番目について書きたいと思います。

それは、松本信彦さんのアフリカ行きです。

松本さんは、私が以前働いていた会社のCEOだった人です。
その会社は、全国の中小企業を支援する会社でした。私は、経営者向けの月刊誌やオンラインマガジンを編集する部署などにいました。
会社は、会員企業の事業をフランチャイズ化し、全国展開する事業で売り上げを上げて、東証一部上場しました。

松本さんは、現在、中小企業の事業のフランチャイズ化、国内、海外展開を支援する別の会社の役員です。
その松本さんが、アフリカの小学校に農業支援に行くということでした。

同社が支援しているフランチャイズは、外食が多いのですが、支援の展開先として手掛けていないのは、南米とアフリカだけということで、アフリカ進出を探っていました。
そのなかで、アフリカの農業の課題を知り、農業を支援するフランチャイズ事業を、アフリカから日本に来ていた留学生、日本の中小企業と一緒に進めています。

その日本の中小企業は、自社の開発した商品を国内で分かってもらうのも難しいのに、国外、しかもアフリカで展開という話は、うまくいくのか半信半疑だったと思います。けれども、手応えが出てきています。

挑戦してみようという環境

それで、思い出したのは、私が以前いた会社は、「無理」と多くの人が思うことに挑戦し、試行錯誤して結果を出していたということです。結果が出ないケースもありましたが、挑戦してみようという風土は、私にとって居心地が良かったです。

私は、日々いろいろなことを思いついては試してみたくなるのですが、少し大きなことの場合、人に言うと「たいした結果は得られないと思う」「意味があるとは思えない」などと返されることも多いです。

自分のなかには、「こうしたら、こうなって、こうなるよね」というイメージはあるのですが、伝えるのが難しい。多くの人たちが納得する根拠があるわけではないので「甘い」と言われたりします。
「実際に試しながら調整していく」という自分の方法を言っても、「時間のムダ」と見なされたりします。

そういうわけで、「任せるから、どんどんやってよ」という環境はありがたかったです。

さて、松本さんのアフリカ人留学生へ向けたスピーチのなかに、次のような言葉があるのですが、むしろ、国内の大人が、意識したほうがよいかもしれないと感じました。

What do you want to do? (どうしたいのか?)
What kind of life do you want? (どんな人生を送りたいか?)
What is your dream? (あなたの夢は何?)

そもそも、何をしたかったのか? どんな人生を送りたかったのか? 夢は何だったのか? 何ができて、何ができていないのか? それに対して、今後どうするのか?
時々立ち止まって考え、今後の行動につなげたほうがよいかもしれません。