「野望」が足りていない? 「火星ピザ」復活?

火星にピザ屋を出す会

再来月、4月8日で、共同経営している「ツナグバサンカク®」が10周年になります。

ツナグバサンカクは、コワーキングスペースですが、いろいろなイベント、セミナーも行なってきています。

毎月やっている定例イベントとして、現在「よかよか文具会」「振り返り&目標シェア会」「ジャーナルクラブ」があります。

ツナグバサンカクのイベントのなかで、ぜひ復活させたいのが、野望を語る会「火星にピザ屋を出す会(通称:火星ピザ)」です。こちらは、2013年から2016年まで24回やっています。長崎に加え、東京、福島でも開催しました。

参加者は、まず、火星人のイラストが入った、その回ごとのA4の紙に野望を書きます(文字でもイラストでも両方でもOK)。自己紹介をした後、皆に紙を見せ、発表します。既にそれが実現した人になりきって発表すると、より楽しめます。

その後、ピザを食べながら、交流。

これは会場開催の方法ですが、オンラインでもできそうです。

失われた20年

この会を始めたのは、それまで東京のベンチャー企業で働いていて、自社も顧客も取材先企業も「チャレンジング」で「ハイテンション」なのが当たり前だったので、長崎に戻ったとき、そうでない状態にショックを受けたからです。

日本自体が「失われた20年」と言われる経済の停滞期ですっかり冷え込んでいるなか、大人はもちろん若い人たちが、自らの「可能性」をあきらめている感じがしました。そして、何かにチャレンジしたい人を勇気づけるのではなく、恐らく「親切心」から「無理」だとやめさせる雰囲気も感じられました。

自分たちで作る未来への「希望」や「期待」「チャレンジ精神」が足りないと思ったので、まずは、気軽に「野望」を語り、柔軟な発想でアイデアを拡げ、テンションを高める会をやろうと思ったのです。

相変わらず足りない?

今、復活させたいのは、相変わらず、日本に「希望=将来に対する期待、明るい見通し」や「チャレンジ精神」は足りていないと思うからです。

「希望」は、ベンチャー企業には溢れていました。

なぜなら、自分たちで創っていたからです。

何を?

将来を。

ビジネスを創ることで、未来を創っていたのです。

「希望」は自分たちで創るものだったのです。

その後、私がいたベンチャー企業の本体はなくなってしまいましたが、そこにいた人たちは、それぞれが今も「希望」を創っているはずです。

「火星ピザ」復活(4月予定)の際には、ぜひ、あなたも「野望」を語ってください。

火星ピザサイト https://mars-pizza.com/