仕事の話と大きな出来事2つ

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4月からブログを更新していなかったので、約7か月ぶりの更新です。
その間、基本的にはアンガーマネジメントその他の仕事をして過ごしていました。

私は、個人事業主で、仕事の自由度、裁量度が高いので、土日祝に働くのも、年中働いているのも問題ありません。会社員のときと比べると、いわゆる拘束時間は減っています。

会社員のときは年俸制で、フリータイム制でしたが、月に200~400時間働いていました。私だけでなく、同じ会社グループの多くの人が。
フリータイム制とはいえ、朝9時から朝礼、会議、打ち合わせが連日入っていると、9時前に出社する必要がありますし、業務量が多いと労働時間が長くなります。

明らかに法定労働時間を超えていたので、コンプライアンス研修で「労働基準法は遵守しなくていいのか」と言う人もいましたし、労働基準監督署の指導も入っていました。

けれども、自分も含め、仕事好き(ワーカホリック)な人が多かったので、生産性を上げても、空いた時間に仕事を入れるし、営業が優秀なお陰で、常に業務量が多い状態でした。

しかし、創業や新規事業の立ち上げ時ならともかく、長時間勤務が組織として常態化するのは、いろいろな問題が生じます(生じました)。

ある程度の規模の企業がビジネスを継続していくためには、ワーカホリックな個人の価値観、行動を基準にしてはいけない、そんなことをすると破たんしやすいという、ごく当たり前のことを改めて感じます。

言うまでもなく、個人も、働き過ぎは、体を壊したり、家庭などプライベートが破たんしたりしてよくありません。

……

さて、4月から、自分にとって大きな出来事が2つ。

ひとつは、8月に母が急性心筋梗塞で突然亡くなったこと。
それまで元気にしていたのでかなり驚きました。

うちの家系(?)は、年をとっても引退せず仕事を続け、急に死ぬ人が多いのですが、これはこれでまわりにとっても、本人にとってもどうなのかという気がします。
人間、元気でも急に死ぬことはあるので、定期的に人生を振り返って、急に死んでもいいようにしておいたほうがよいのではないかと思います。

しかしながら、そもそも人が亡くなったり生まれたりすること、「生命」は不思議です。
どこから来てどこに行くのか、生じて消えるにしても、宇宙のしくみは不思議です。

……

もうひとつは、この11月に、「アンガーマネジメント管理職の教科書」という本を出版することです。

共著や、編集で関わっている本、原稿を書いているけれどもグループ名になっている本はあるのですが、いわゆる自分の著書はなく、機会があれば出したいと思っていたのでとても嬉しいです。

自分が知って大いに役に立っているアンガーマネジメントを、とくに管理職に知っていただくと、仕事がうまくいき、部下にも、上司、役員にもプラスになると思い書きました。

アンガーマネジメントの考え方、ノウハウを、コンテンツとしてまとめ、提供してくださり、今回の出版のきっかけとなった、日本アンガーマネジメント協会の安藤代表をはじめとする皆さまには、おおいに感謝しています。いつもありがとうございます。

「アンガーマネジメント管理職の教科書」(目次)
出版記念セミナー(長崎)