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「日本人はなぜ震災にへこたれないのか」という本

「日本人はなぜ震災にへこたれないのか」(関裕二著 PHP新書)という本を読みました。
著者の関裕二氏は、歴史作家で、日本古代をテーマにした作品をたくさん書いている方です。

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同書によれば、日本人が震災にへこたれないのは、古代からの日本の環境と、それによって先祖代々受け継がれ、染みついた考え方、習俗、信仰によるものだといいます。

すなわち、日本は古代から繰り返し災害に襲われている「災害列島」です。
そういった環境の下、人々は災害を「神の仕業」と考え、「神々の怒りを恐れ、敬い、へりくだり、おだてあげ、必死に祀りあげ」てきました。
大自然=神で、それは「祟りをもたらす恐ろしい神であると同時に、豊穣をもたらすありがたい神でもあった」。神は、ときに鬼、悪であり、ときに善であったのです。

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国をあてにせず、自分で手を打ったほうがいい

東日本大震災から2カ月が経ちました。多くの地域で仮設住宅への入居が始まりましたが、14日時点でまだ11万6591人が避難所生活を送っています。国土交通省によれば、仮設住宅の必要戸数は6万8305戸で、そのうち完成しているのは1万571戸ということです(5月13日現在/国土交通省資料)。

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危機的状況の中、「希望」はまだ見出せていない?

東日本大震災発生から1カ月が経ちました。

ある日突然、日常生活が消滅してしまった、たくさんの人たち。
震災で、命を失った人たちが味わったであろう恐怖感と絶望感、苦しさ。また、生き残った人たちの過酷な現実を想うと切なくなります。

最初、津波の映像を見て「あり得ないこと」が起きていると思いました。が、後で、じつは、日本では過去に何度も津波の被害は起きていて、全国に被害を伝える石碑があることを知りました。また、被災した地域では、さまざまな防災対策を講じていたこともわかりました。

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