ドラッカー」カテゴリーアーカイブ

自己管理って大切ですよね~

緊急度と重要度

また、最近の振り返りです。

結論から言うと、「マネジメント」、とくに「自己管理」って大切ですよね~と、思います。

会社や組織に管理されていないと、とくに「第2領域(重要だが、緊急でないこと)」が、延ばし延ばしになりがちで、反省です。

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今週の1冊:「マネジメント」の現代版、「経営の真髄」

ツナグバのスタッフブログで、4月22日から、毎週月曜日に「今週の1冊」というテーマで本を紹介しています。

4/22 ビジョナリーカンパニー4
4/29 ネクスト・ソサエティ
5/6 運のいい人・悪い人

それで、本日、5/13は、「経営の真髄」について書いたのでコピペします。
―――
今週の1冊は、またまたドラッカーの本です。
けれども、この本、ドラッカーの没後、昨年(2012年)9月に出されたものです。
ドラッカー著、とはなっているのですが、ジョゼフ・A・マチャレロ編と書いてあります。

経営の神髄

「経営の真髄(上)(下)」 P.F.ドラッカー著 ダイヤモンド社 2012年9月刊

このマチャレロという方、ドラッカーが61~95歳(亡くなった歳)まで講義を行なっていた、クレアモント大学院大学の教授であり、ドラッカーの長年の友人です。

余談ですが、今年(2013年)1月に、六本木のアカデミーヒルズで、マチャレロによるセッション(講義、議論、演習)が行なわれています。

この本は、平たく言うと、ドラッカーの経営思想の決定版「マネジメント」(1973年)の現代版です。

「経営の真髄」の序文に次のように書かれています。

「本書の原版『マネジメント-課題、責任、実践』は1973年の作品である。ドラッカーは、その後、32年間にわたってマネジメントについて健筆をふるった。本書『経営の真髄』は、(主として)1974年から2005年にかけて書いたものによって、原著を更新したものである。
私ジョゼフ・A・マチャレロがその編集にあたった」

マチャレロが、ドラッカーの晩年(2005年)、まだドラッカーが生きていたときから始めて2年間、この本にかかりっきりの結果、2007年の暮れに編集が終わり、2008年に出版されています。
その翻訳版が、日本で昨年出版されたというわけです。

下記のように、上巻がPart1~5、下巻がPart6~10の、全部で10のパートに分かれています。

経営の真髄(上)
Part1 マネジメントをめぐる状況の変化
Part2 企業にとっての成果
Part3 公的機関が成果とすべきもの
Part4 仕事を生産的なものにし、人に成果をあげさせる
Part5 組織にとっての社会的責任

経営の真髄(下)
Part6 マネジメントの仕事
Part7 マネジメントのスキル
Part8 イノベーションと企業家精神
Part9 組織
Part10 個のマネジメント

いろいろ書いてあるんですが、どんな本か、あえてひと言で言うと、
「知識労働の生産性の向上」がテーマです。

本の帯にも書いてありますが……。というか、この本のサブタイトルは「知識社会のマネジメント」だった(笑)。

そして、本の最初に「ビジョナリーカンパニー」の著者、ジム・コリンズがこんなことを書いています。
「ドラッカーとは、この混沌たる世界に光をもたらす存在である。何十年も前に旧式のタイプライターで打ち出した彼の言葉は、いつになっても力を失わない。(略)ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。10年後、50年後、100年後にも読むべきものである」

ドラッカーは、ビジネスのみならず、恐らく人として大切な原理原則を書いているので、決して古くはならないと、私も思います。

さらに、コリンズは、こう書いています。
「読者におかれては、営利非営利を問わず、大切と思うことをやっていただきたい。必要ならば、ご自分で始めていただきたい。そして、マネジメントの力を使って、世の中をリードしていっていただきたい。持てる力を1000倍にも発揮して、不思議なほどに大きな成果をあげていっていただきたい」

私は落ち込んだとき、よくドラッカーやコリンズの本を読んでいます。
お二方とも、超偉大で恐れ多い方々ですが、「師」というよりも「同志」という感じがするのです。
どこか、考え方、価値観で共通するところがあるのかもしれません。

長崎県のデータで驚いたことなど

明後日から早くも5月ですね。

4月は、自分にとって、新しいことが、おもに2つ。

1つは、ツナグバサンカクのスタート。1日からプレオープン、8日からグランドオープン、12日がパーティでした。

もう1つは、長崎大学で、毎週水曜日にキャリア概論の講義をすることになり、10日からスタートでした。

大学の講義のため、いろいろな統計を見ていて、改めて気がついたことがあります。
それは、長崎県の人口構成です。

下記の1~4は、2006年の国のデータから作成した表です。

まず、1と2を見ると、長崎県は、女性の比率が高いことがわかります。20歳以上のすべての年齢層で、女性の比率が男性の比率を上回っています。

人口構成_日本

人口構成_長崎県

そして、3を見ると、長崎県は、日本全国に比べて、5歳から19歳の男子の比率は高いものの、20歳から44歳という働き盛りの男性の割合が少ないことがわかります。

人口構成_男性

4を見ると、女性も同じ傾向です。

人口構成_女性

改めて書くと、働き盛りの年齢層の割合が少なく、高齢者の割合が多い、かつ、女性が多いというのが、長崎県の人口構成なのです。

ここで比較しているのは、アメリカでも、東京でもなく、日本全国であり、そのなかでも長崎は先を行っているというのが驚きです。

じつは、長崎県では「医療・福祉」の分野で働く人が多く、日本全国では11.1%ですが、長崎県は17.4%なのです(民間企業の従業者)。

医療福祉の従業者は、日本全国で、男性24%、女性76%と、女性の割合が高いのですが、長崎県は女性が多く、かつ、高齢者の割合が高いので、そういう結果になっているのかもしれません。

そうやって考えると、医療福祉の従業者の割合のみならず、いろいろなことが、この構成比、働き盛りの人たちが少ない、とくに男性が少ないことと関係しているのかなと思えたりします。

これまでの常識では、産業や経済活動において、若い人や働き盛りの人が少ないのは致命的なことでした。
けれども、活動拠点は「ローカル」でも、「グローバル」との関係は切っても切れないものになっているのが今の時代でもありますし、人口構成の特徴においても、何らかの新しい可能性があるのではないかと思います。

「AERA(アエラ)」 4/8号の「新浪剛史の地球が仕事場51」にも、商品の本流は、これまでの若い男性に好まれるボリューム満点な商品から、少量、ヘルシーに変わりつつあるし、「やり方次第で新しい市場は作れると思います」「ポジティブに思考を変えていきましょう!」と書いてあります。

―――

さて、ツナグバサンカクのスタッフブログとして書いた2つをリンクします。

今週の1冊:
4/22 ビジョナリーカンパニー4
「ビジネス本勉強会」で紹介した本です。何かに挑戦しようとしている人にとって、勇気づけられる本です。

4/29 ネクスト・ソサエティ
「ドラッカー勉強会」で紹介した本です。2002年に出された本ですが、書かれているのは、2022~27年頃のことと、それを踏まえた2012~2017年のこと。ですので、2002年から近未来の今読むと面白いです。

本当にやりたいことをする人生

明後日、2月14日に、「読まなくてもいい読書会シリーズ ビジネス名著勉強会 第1回」を開催します。本は「ビジョナリーカンパニー4」です。

メインの著者、ジム・コリンズは、日本では「ビジョナリーカンパニーの著者」としてしか知られていませんが、アメリカでは、ドラッカーの後継者的存在としても知られています。

両者とも「人間主義」であることが特徴です。

たとえば「社員はコストではなく資源」(ドラッカー)であることは、「当たり前のことですが、忘れている経営者が少なくありません」(コリンズ)と言っています。

コリンズは、ドラッカーから大きな影響を受け、「自分は本当は何をしたいのか」ということを問い直し、世間体や安定ではなく、本当にやりたいことをする人生を選んでいます。

妻がトライアスロンで大会に出るのを支援するため、勤めていたヒューレッド・パッカードを辞めたり、スタンフォード大学ビジネススクールの教員を辞めて、フリーランスになったりしています。

「ビジョナリーカンパニー」は、膨大なデータの分析から結論を導き出しているので、説得力があると同時に、さまざまなエピソードが盛り込まれているため、わかりやすい本です。

こういった本を読んだり、素晴らしい経営者に実際にお会いして、私が感じるのは、人間一人ひとりの「能力」はそこまで変わらないということです。

違いを生んでいるのは、どこまでそれを「やりたいかどうか」、実際に「やるかどうか」、挫けても立ち直り「続けるかどうか」だけではないかと感じます。

≫ ビジネス名著勉強会

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ドラッカーの先見性

ネクスト・ソサエティ

昨日(1/22)は、ドラッカーの勉強会を開催しました。

未来について書いた「ネクスト・ソサエティ」です。

ドラッカーの自伝を読むと、この人は若い頃からかなり先見性があることがわかります。けれども、その先見性は多くの人にはなかなか理解されなかった。
多くの人からは、逆に「何てバカな!」と思われていました。

たとえば、20代前半の新聞記者時代に、ヒトラーやゲッペルスを取材した結果、「ヒトラーは危険だ」と気づいた。けれども、1932年当時、誰もわかってくれなかった。

当時、ドラッカーは記者の仕事とともに大学では助手をしていた。講師への昇格とドイツ市民権が得られるという“いい話”を断わっています。また、ドイツの名門新聞社からのオファーも断わっています。

ドイツを脱出しないとマズイと思ったからです。そして、イギリスに行きます。
ドイツの“いい話”を全部断わったため、仕事は一から探さなければなりませんでした。

このように、自分の先見性に従うことは、後からは正しくても、そのときは、多くの人にとって「信じられない」言動になってしまう。

ドラッカーが1959年に初来日して講演をしたときも、ピンと来たのは3人だけでした。そのうち2人は創業社長で、後に誰もが知る会社になります。

当時、「日本は経済大国になる」という論文を書いても、欧米では誰も信じず、出版できなかったと言います。

そういうものだと思います。

何かにチャレンジしようという人は、そういうことが多いと思います。
“先見性”がない多くの人は、先ではなく、今を見て反対します。まわり中に反対されると、不安にもなる。

けれども、自分を信じましょう。未来は知っていますよ、あなたがうまくいくことを。

WordPress勉強会

昨日は、WordPress勉強会に参加しました。

思い起こせば、私がサイトを始めたのは97年。前年から月刊誌の新創刊を企画・準備していたのが、諸事情で難しくなったので、かわりにオンラインマガジンを出させてもらうよう会社にお願いして、通してもらいました。

いろんなメディアに取り上げてもらったお陰で、アクセス数も、メルマガ読者数もかなり増えましたが、いろいろ時期早尚で、あとから思うともったいない結果にしてしまいました。
それでも、何回かドメインを変えて(今考えてもあんなにアクセス数が多かったドメインを捨てるなんて、やっちゃいけないことですが)、2007年まで続けましたが。

そんなことを思い出していました。

ネット環境はどんどん進化しています。
しかし、まだまだ実現していないことも多いです。
1995年にアメリカにインターネットビジネスを取材に行ったときに、数年で実現するだろうと思ったことがまだ実現していないかったりもします。

2002年に出されたドラッカーの「ネクスト・ソサエティ」を読み返していましたが(火曜、勉強会をします!)、ドラッカーの書いていることも一理あるなあ、と思ったりします。

<ネクスト・ソサエティから>

今日のIT革命ほど進行が速く、大きなインパクトを与えるものはないと誰もが思っているが、実際には産業革命も同じ速さ、インパクトだった。

大きなインパクトを与えた産業革命が最初の50年に行なったことは、しかしながら、産業革命以前からあった製品の生産の機械化だけだった。

IT革命も、今日までのところ、IT革命の前から存在していたもののプロセスを変えたに過ぎない。

仕事の仕方については、IT革命はすでにあったものをルーティン化したにすぎない。

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変わっていることもあれば、変わっていないこともある?