■川嵜が議長を担当した「働く人の円卓会議」(2009年)

・「不況だから玉の輿」という考え、理解できますか?(3月2日~6日)

Yes30% No70%

円グラフ Yes30%No70%

不況で、大学生の就職も難しくなり、働いている人も「辞めるも地獄、残るも地獄」と言われるほど労働環境が悪化しています。そういったなか、働くよりも結婚、いわゆる「永久就職」、しかも、自分が働かなくても余裕で暮らせる「玉の輿」婚を目指して、「婚活(結婚活動)」をしようという女性が増えているようです。
そこで、こういう考え方を理解できるかどうか、文字どおり働いている人が集う「働く人の円卓会議」の皆さんに聞きました。

No「理解できない」人が7割。その理由は、不況だと配偶者の仕事についてもリスクが高い、不況だからこそ人を当てにはできない、相手が病気になったり離婚するリスクもある、自己実現ができない、別の大変さがあるなど。自らの専業主婦経験からリスクを指摘する方もいらっしゃいました。

Yes「理解できる」人も、決して考え方に賛成というのではなく、幸せの基準は人それぞれだからそういう人がいてもいいのではないか、という意見が多かったです。

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このテーマは、じつは、働くことのお金以外の意味を問うものといえるので、それに関して尋ねました。
働くことのお金以外の意味、理由は、生きがい、やりがいが感じられ、成長できる。同時に、社会に貢献でき、影響を与えることができる、ということでした。

さらに、大変な目にあって働くことは、「働き損」で賢くないことか、それよりも玉の輿のほうが幸せか、ということを尋ねました。
Yesの人もNoの人も、決して働き損ではないという意見でした。
大変さ、苦労が自分の糧になる、成長できる、得られるものは多いということでした。

また、働くことで「社会貢献」ができるという意見が上がる一方で、玉の輿でもお金や時間を使って「社会貢献」ができるという意見も上がりました。

人は、大きいことでも小さいことでも、「ぜひこうしたい」という夢をもち、主体的に動くことができれば、「働き損」「やり損」とは決して思わないに違いありません。

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最後に、安藤忠雄さんの本「建築家 安藤忠雄」から、「光」と「影」の部分を引用し、まとめています。安藤さんは、「人間にとって本当の幸せは、光の下にいることではないと思う」「それ(光)に向かって懸命に走っている、無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実があると思う」と書いています。

世界経済が「影」の中に入っているいまこそ、「光」に向かって走れるわけですし、必死に走った人だけが光の意味・価値を知ることができるのではないかと思いました。

■川嵜が議長を担当した円卓会議(2009年)
・大変な時代だからこそ、新しいことを始めたい?(1月19日~23日)
・「不況だから玉の輿」という考え、理解できますか?(3月2日~6日)

・イー・ウーマン「働く人の円卓会議」(川嵜担当 2009~2000年)
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