■川嵜が議長を担当した「働く人の円卓会議」(2008年)

・ベテラン女性社員が活かされてないと思う?(2月4日~8日)

Yes80% No20%

円グラフ Yes80%No20%

まじめで、能力が高く、その人がいるから仕事がまわっている、会社が成り立っているというベテランの女性社員は少なくありません。しかし、その働きが正当に評価され、今後の活躍、さらなる成長が期待されているか、組織の中核として、十分に力を発揮できる環境にあるかというと、果たしてどうでしょうか?

働く女性が十分に力を発揮し、成長し続けるためにはどうしたらよいのか、また、会社側には何が必要なのか、皆で考えてみたい、ということで、投げかけたテーマです。

円卓会議では、8割の方が、Yes「活かされてないと思う」という結果になりました。

日本でも女性の管理職が増えてきたという印象がありますが、「男女共同参画白書」平成19年版によると、日本の民間企業の管理職における女性の割合は、平成18年で、部長相当3.7%、課長相当5.8%、係長相当10.8%とまだまだ少数派です。

管理職でなくても活躍はできますが、経営に関わるポジション、組織の中核にいないと、どうしても活躍の範囲が限られます。ダイナミックな活動ができないので、大きな成果につなげにくいということは言えます。

状況をどう変えていくか?
この円卓会議で、働く女性が今日からやれることとして、2つのことを提案しました。

●被害者意識をもたない。自尊心を失わない。
会社の扱いに腹が立ったり、納得できないことがあっても、「私はこんなに頑張ってるのに、会社の犠牲になっている」と、マイナスオーラに包まれないようにする。
たとえば、PCのトラブルでデータが消えたとき、ショックは受けますが、PCを恨んだり、自分を卑下したりはしません。それは、自分がPCの主(オーナー)であり、上だからです。 会社との関係も、契約関係であり、会社が上でも主でもありません。数多くの会社のなかから、自分の意志でその会社を選んだにすぎません。
さらに言うと、その会社の一員であり、他社の人からすると「○○社の人」と、会社を代表しているのです。
一歩離れて、冷静に状況を分析し、今後のことを考えたほうがいいと思います。

●バードビュー(鳥の目線)で見る。

役職が上がるにつれ、通常、業務範囲が広がり、入ってくる情報の量も多く、質も高くなり、視野が広がります。そこで、意識的に、自分の仕事、会社に対して、できるかぎり上から眺めてみます。業界も離れ、他の業界や、お客さんの目でも見ます。

自分が、トップ企業の経営者だったら何をするかを考え、できることをします。
業界の詳しい状況を知るための情報収集。現状に限らず、今後どうなっていくのか、先を読みます。たとえば、法律の改正予定は? 政府の施策は? ライフスタイルの変化など、世の中の変化は? いろいろな方法で、さまざまな角度から、「トップ企業の経営者」として自分を育て、力をつけていきます。
同時に自分の仕事も、その視点で見て、よりよいと思うことをします。「トップ企業の経営者」の自分が「一社員」の自分のコンサルタントになって、力を発揮できる戦略を練り、より高度な仕事にシフトさせていきます。
―――
この円卓会議で、現実は厳しいけれども、時間はかかっても女性がその力を発揮し、ビジネスや政治の中核に進出していくのは間違いない、大きな流れはもはや止められない、と感じました。
そのためにも、働く女性は「経営力をつけること」が大事だと思います。「トップ企業の経営者」並みの実力があれば、「冴えない会社」に頼らなくてもいいのですから。

■川嵜が議長を担当した円卓会議(2008年)
・ベテラン女性社員が活かされてないと思う?(2月4日~8日)
・仕事のために本を読んでる?(3月10日~14日)
・休み明け、元気に働くワザありますか?(5月12日~16日)
・仕事を人に振れますか?(7月21日~25日)
・チームワーク、うまくいってますか?(9月15日~19日)
・先を考えた勉強をしている?(11月3日~7日)

・イー・ウーマン「働く人の円卓会議」(川嵜担当 2009~2000年)
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